0627

風邪のため一回休み

面倒くさいことばかりだけど

リセットを求めてる割には

ゼロになったら身動きが取れない

0621

BROKEN BOYのライヴを見に新代田へ。

音楽がキラキラしていて楽しい。

僕は、こうゆう単純な高揚が好きだ。

伊藤君の音楽は素晴らしいと思う。

悲しみも寂しさも全てをキラキラしたものに変えてくれる。

0620

恋人が上京。

一ヶ月ぶりの再会は短い。

大体、僕らは予定を予め決めて行動

というよりは

今、暇? 遊びに行こうぜ

といった仲なので

こういう時間の使い方は下手だ。

僕ら、というより僕が、だけど。

0619

ARTを見に下北へ。

緊張感がないせいか殆ど寝てしまった。

張り切ってバンドTと踏まれても気にしないスニーカーを選んだのに。

空回りしている。

ヒリヒリした逃げ場のない

どこにも救いがない そんな昔のARTを聴きたいだけな気がする。

そして、このバンドは時々そこへ連れて行ってくれる。

最近は本当に時折だ。

0618

ARTを見に恵比寿へ。

一年ぶりだったけれど相変わらず

良くも悪くも混まないのでゆったりと自分のペースで聴ける。

すごく持っていかれそうになるけれど

でも、そこまでは行かない。

明日は番号も早いので期待。

06--

恋人からの検査結果病状報告。

判ってはいる悪いことの報告は

あまり真剣に聞きたくない。

何となく、曖昧にはぐらかしてしまう。

それが相手にも僕にも良くないことだと判っていると

尚更、罪悪感によって不真面目に聞いてしまう。

君の治療の限界なんて聞きたくない。

君があとどの位かなんて思い出したくない。

君の病床も

君の体から出ていたチューブも

カルテに書かれた君の名前も

診療報酬に描かれた医療記録も

君の名前の隣にある病名も

思い出したくないけど覚えてる。

去年の八月に

夏休み明けの僕の前に現れた重症の患者の名前は君だった。

そのカルテを初めて見た時

言葉を失った。 同姓同名を信じた。

でも生年月日と住所は僕が知っている君だった。

足が震えた。

大体のことは変わらない。

奇跡がない限りあの時と一緒で

僕はあの時、毎日

教会を通る度祈っていた。

恋人からの連絡は僕が思い描いてたのと

ほぼ似たようなものだった。

通勤途中の駅までの道のりを

いつも通り恋人と電話して

電車の中で僕の気持ちを少しは慰めてくれる音楽を探すけれど

僕のipodの中には目ぼしいのが見つからない。

曲数だけはあるのに代弁できる音楽が見つからない。

ひとりぼっちだ。

唯一、聞けるかな

と思った相対性理論を最大音でかけ

僕は僕を慰めた。

本当は君に慰めて欲しい。